ローカル環境で作成しておいたwarファイルを
Raspberry PiのTomcatに配置するので、
まずはTomcatの設定を確認します。
vi /tomcat/apache-tomcat-7.0.55/conf/server.xml
# 下記内容が設定されていることを確認 <Host name="localhost" appBase="webapps" unpackWARs="true" autoDeploy="true">
【unpackWARs】
webappsに配置したwarファイルを自動展開するかの設定。
【autoDeploy】
Tomcat動作中に自動的にアプリケーションをデプロイしてくれるようにするかの設定。
デフォルトで両方trueになっていたので、
自動展開しつつ、自動デプロイする設定になっているようです。
その場合、web.xmlがwarファイル内と自動展開したディレクトリ内にも
web.xmlが存在していることになるが、ディレクトリのweb.xmlを優先するようです。
というわけで、FTPで「/home/ユーザ名」にwarファイルを配置しておきます。
cp -pi /home/ユーザ名/ファイル名.war /tomcat/apache-tomcat-7.0.55/webapps
Tomcat起動状態で実施するとコピーした瞬間、自動展開されています。
root所有になっているので、Tomcat専用ユーザ所有に変えておきます。
chown -R Tomcat専用ユーザ名.Tomcat専用ユーザ名 自動展開されたディレクトリ名
Server.xmlに書くよりも個別でコンテキスト名.xmlを書く方が好きなので、
コンテキスト名.xmlを作成します。
ローカルに自動作成されているので、それを参考にしました。
cp -pi /home/ユーザ名/コンテキスト名.xml /tomcat/apache-tomcat-7.0.55/conf/Catalina/localhost/ chown -R Tomcat専用ユーザ名.Tomcat専用ユーザ名 コンテキスト名.xml vi /tomcat/apache-tomcat-7.0.55/conf/Catalina/localhost/コンテキスト名.xml
# 下記内容を追加 <Context path="/コンテキスト名" reloadable="true" docBase="/tomcat/apache-tomcat-7.0.55/webapps/コンテキスト名" />
vi /etc/apache2/sites-available/default
# 下記内容を追加 <Location /コンテキスト名/> ProxyPass ajp://localhost:8009/コンテキスト名/ allow from all </Location>
下記URLにアクセスする。
http://z-area.net/コンテキスト名/
作成した画面が表示されれば成功。
初回のJSPはコンパイルが入るとはいえ、重すぎ。
アップロードしておいたファイルを削除しておきます。
rm -f /home/ユーザ名/ファイル名.war rm -f /home/ユーザ名/コンテキスト名.xml