【VPNサーバ】OpenVPN導入その3

OpenVPNクライアントをWindowsにインストールしてみました。

利用したファイルは「openvpn-install-2.3.4-I605-x86_64.exe」で、
インストール時に右クリックし「管理者として実行」で、画面に従いインストールしました。

「OpenVPN導入その1」で作成した証明書や鍵のうち、
クライアントで利用するものをWindowsにUSB等で持ってきて、
「OpenVPNインストールフォルダ/OpenVPN/config」に配置します。

  • クライアント設定ファイル
    OpenVPNクライアント側の設定を行います。

    先ほど配置したconfigフォルダに「クライアント名.ovpn」を作成します。

    下記内容を追加
    # tunデバイス、udpプロトコル、OpenVPNサーバの1194番ポートをクライアントとして利用
    dev tun
    proto udp
    remote z-area.net 1194
    client
    
    # 認証局証明書、クライアント証明書、クライアント秘密鍵のパス設定
    ca ca.crt
    cert クライアント名.crt
    key クライアント名.key
    
    # 名前解決試みのリトライ数(無限)
    resolv-retry infinite
    
    # ローカルポートをバインドしない
    nobind
    
    # 再接続時に鍵読み込み、tunデバイスオープン
    persist-key
    persist-tun
    
    # OpenVPNのログ設定
    verb 3
    
    # LZO圧縮を利用
    comp-lzo
    
    # 共有鍵の利用
    #tls-auth ta.key 1
    

「OpenVPN GUI」を起動し、接続が成功すれば
サーバーの設定、クライアントの設定とも完了です。
接続完了後、コマンドプロンプトから「ipconfig /all」を打つと
「ローカルエリア接続2」という接続情報が増えており、
「10.8.0.X」とIPが振られていることが確認できます。