【APサーバ】Tomcat導入

  • Tomcat専用ユーザ作成

    useradd -s /sbin/nologin tomcat
    

    /sbin/nologinシェルを指定し、通常利用不可とする。

  • Tomcat導入

    バージョンは「apache-tomcat-7.0.50.tar.gz」にしました。
    サーバーに配置しておきます。

    tar xvzf apache-tomcat-7.0.50.tar.gz
    mv apache-tomcat-7.0.50 /usr/local
    cd /usr/local
    chown -R tomcat.tomcat apache-tomcat-7.0.50
    ln -s apache-tomcat-7.0.50 tomcat
    
  • 環境変数の設定

    下記3つのうちのどれかに記載します。

    【共通設定】
    /etc/profile
    「JAVA_HOME」や「CATALINA_HOME」の値を設定する。
    
    【環境変数設定】
    $CATALINA_HOME/bin/setenv.sh
    「JAVA_OPTS」や「CATALINA_OPTS」の値を設定する。
    
    【クラスパス設定】
    $CATALINA_HOME/bin/setclasspath.sh
    追加のjarファイル等を設定する。
    

    今回は共通設定に追加します。
    AWSの場合、JAVA_HOMEは設定済なので、CATALINA_HOMEだけ設定します。

    vi /etc/profile
    
    下記を最終行に追加
    export CATALINA_HOME=/usr/local/tomcat
    

    環境変数を適用しておきます。

    source /etc/profile
    
  • Tomcat起動確認

    AWSコンソール画面から「セキュリティグループ」-「インバウンド」で
    以下を許可しておきます。

    プロトコル:TCP
    ポート:8080
    

    Tomcatをtomcatユーザで起動します。

    sudo -u tomcat /usr/local/tomcat/bin/startup.sh
    

    http://xxx.xxx.xxx.xxx:8080/examples/servlets/

    「Servlet Examples with Code」の画面が出れば成功です。
    併せてrootユーザではなくtomcatユーザで動作していることを確認します。

    ps -ef | grep tomcat
    
    tomcat    プロセスID  親プロセスID プロセッサ使用率 プロセスの起動時刻  制御端末 累積時間 略
    

    startup.shはrootユーザで実行しないこと。
    初回でrootユーザで実行するとログファイルがrootユーザで作成されてしまい、
    tomcat専用ユーザでstartup.shを実行しても権限がないと言われてしまうので、
    そうなった場合、1度ログを削除すれば問題なし。

    sudo -u tomcat /usr/local/tomcat/bin/shutdown.sh