VMwareの仮想PCネットワーク構成

やはり気になってしまい、見直してみました。
RaspbainとCentOSですが、そもそもネットワークが繋がっているのかと
Raspbainからpingを飛ばしてみました。

ping CentOSのIP
PING XXX.XXX.XXX.XXX (XXX.XXX.XXX.XXX) 56(84) bytes of data.
From ZZZ.ZZZ.ZZZ.ZZZ icmp_seq=5 Destination Host Unreachable

「Destination Host Unreachable」はIPに該当するマシンはあるけど
到達できないことを示しているようです。
メインPCからは何も考えずに接続できてるから意識してませんでしたが、
そもそもRaspbainとCentOSはネットワークが異なる場所に存在・・・。

ルーター:192.168.XX.1
メインPC:192.168.XX.2
Raspbain:192.168.XX.3
VMnet8(メインPCのVMWare用アダプタ):192.168.YY.1
CentOS:192.168.YY.2

調べてみるとVMWare上のゲストOSはNAT接続からブリッジ接続にかえると
メインPCと同じネットワーク上(192.168.XX.x)に持ってこれるようです。

ただしゲストOSから外部に接続しようとした場合、
ブリッジ接続にかえたことで通信時に仮想MACアドレスを利用するので、
ルーターから不正扱い受けたりすることもあるそうですが、
ゲストOSでは外部に接続する予定はないので無視。

【変更前】

ルーター (192.168.XX.1)
 ├ メインPC (192.168.XX.2) ─ VMnet8 (192.168.YY.1)
 │                └ CentOS (192.168.YY.2)
 └ Raspbain (192.168.XX.3)

【変更後】

ルーター (192.168.XX.1)
 ├ メインPC (192.168.XX.2)
 ├ Raspbain (192.168.XX.3)
 └ CentOS (192.168.XX.4)

【設定方法】

VMWareの[Player]-[取外し可能デバイス]-[ネットワークアダプタ]-[設定]を選択。
ネットワーク接続で「NAT」から「ブリッジ」のラジオボタンを選択。
「アダプタの設定」ボタンを押下する。
利用しているNICにチェックを入れ「OK」ボタンを押下。
最後に「OK」ボタンを押下。
ホストOS、ゲストOSともに再起動する。

これでRaspbainからCentOSにpingが飛んだので、再度昨日の設定を復活させ
Webアプリに繋いでみたところ、Tomcatの処理だけCentOSで処理できました。

ルーター:これまで通り80、443をRaspbainに向けているだけで、8009の設定不要。
Raspbain:FWそのまま。
CentOS:FWで80のポートを開ける。8009の設定不要。

平日はCentOS立ち上げていないので、
結局Raspbainだけで処理するわけですが、色々満足しました。