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Oracle取得
Oracleを導入したくなったので、VMware上のCentOSに導入します。
導入するバージョンは「Oracle Database XE」です。
Oracle 11gの無料版でLinuxは64bit版のみのようです。インストールするのにCentOSに下記が必要。
glibcは2.3.4-2.41以上 makeは3.80以上 binutilsは2.16.91.0.5以上 gccは4.1.2以上 libaioは0.3.104以上
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Oracle導入
yumコマンドでインストール済のパッケージを全て確認します。yum list installed
glibc.x86_64 2.12-1.107.el6_4.5 make.x86_64 1:3.81-20.el6 binutils.x86_64 2.20.51.0.2-5.36.el6 gcc.x86_64 4.4.7-3.el6 libaio.x86_64 0.3.107-10.el6
問題なしということで、インストール作業を進めます。
このOracleは外とは繋がないので、専用ユーザは作成せずにいきました。Linux64bit版のzipファイルをCentOSにアップロードします。
cd /home/ユーザ名/oracle unzip oracle-xe-11.2.0-1.0.x86_64.rpm.zip
Disk1ディレクトリの中に解凍されているので、
中にあるrpmパッケージをインストールします。cd Disk1 rpm -ivh oracle-xe-11.2.0-1.0.x86_64.rpm
準備中... ########################################### [100%] This system does not meet the minimum requirements for swap space. Based on the amount of physical memory available on the system, Oracle Database 11g Express Edition requires 1976 MB of swap space. This system has 1854 MB of swap space. Configure more swap space on the system and retry the installation. エラー: %pre(oracle-xe-11.2.0-1.0.x86_64) scriptlet failed, exit status 1 エラー: install: スクリプト %pre の実行に失敗しました (2)。oracle-xe-11.2.0-1.0 をスキップします。
失敗・・・。
スワップ領域が不足しているようです。。
スワップ領域を調べてみることに。swapon -s
既にいくつかスワップ領域を消費していました。
ずっとサスペンドだったからでしょうか。
再起動するとスワップ領域の消費が0になりました。
というわけで、再度インストールします。cd Disk1 rpm -ivh oracle-xe-11.2.0-1.0.x86_64.rpm
準備中... ########################################### [100%] 1:oracle-xe ########################################### [100%] Executing post-install steps... You must run '/etc/init.d/oracle-xe configure' as the root user to configure the database.
無事インストールできました。
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Oracle導入後の設定
次に「/etc/init.d/oracle-xe configure」を実行しろと記載があるので、実行します。/etc/init.d/oracle-xe configure
ポート:XXXX(デフォルトの8080は他と競合しそうなので変えました。)
リスナー:1522(気分で変えました。)
DBパスワード:パスワード
OS起動時に自動起動:yOracleの環境変数は下記で確認できます。
view /u01/app/oracle/product/11.2.0/xe/bin/oracle_env.sh
Oracleを使うユーザに適用しておきます。
vi /etc/profile
下記内容を最終行に追加 . /u01/app/oracle/product/11.2.0/xe/bin/oracle_env.sh
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Oracle導入後の動作確認(サーバ側)
TeraTermを再起動し、「/etc/profile」を読み込みなおし、
動作確認を行います。
インストール時にOracleユーザとしてsystemが作られています。sqlplus system/パスワード@サービス名
SQLに接続できれば成功です。
インストール時のファイルを削除しておきます。rm -fr /home/ユーザ名/oracle
無料版なのにプロシージャまで試せるようなので、なかなか満足です。
インストール手順詳細は下記参照。
http://docs.oracle.com/cd/E36055_01/install.112/b66469/toc.htm#CIHHJEHF -
Oracle導入後の動作確認(クライアント側)
VMwareをインストールしているPCにもOracleクライアントをインストールし
sqlplusで接続できるように
サーバ側のリスナーポートを開放しておきます。iptables -I INPUT 23 -p tcp -m tcp --dport 1522 -j ACCEPT
23は「iptables -L –line-numbers」で確認し、
挿入したい行番号の次番号を指定しました。