【Power Automate】SharePointの監視

  • SharePointの監視
    コネクタの種類でSharePointリスト、SharePointドキュメントライブラリの監視対象が変わる。
    PowerAutomateトリガーSharePointリストSharePointドキュメントライブラリ-ファイルSharePointドキュメントライブラリ-フォルダSharePointドキュメントライブラリ-フォルダ内ファイル備考
    アイテムが作成または変更されたとき×××アイテムと項目は同義
    項目が作成されたとき×××アイテムと項目は同義
    項目が削除されたとき×××アイテムと項目は同義
    アイテムまたはファイルが修正されたときアイテムと項目は同義
    ファイルが作成されたとき(プロパティのみ)×
    ファイルが作成または変更されたとき(プロパティのみ)×
    ファイルが削除されたとき×サブフォルダ内にファイルが残っており、フォルダごと削除した場合でも監視対象は1件。
    (フォルダがJSON戻り値となる)
    フォルダ内にファイルが作成されたとき×××トリガーの設定でフォルダが必須項目となっているので、そのフォルダ内のファイルしか監視できない。
    SharePointリストの監視には以下の制限事項がある。
    参照系の列(例えば「ユーザとグループ」)が13個以上あると、監視できない。
    解決策としてはSharePointリストの設定からビューを作成し、
    Power Automateの詳細オプションを開き、「ビューによる列の制限」に
    先ほど作成したビューを指定することで回避できる。

    以下は別の章立てで記事にした方が良い。
    Dynamics365とSharePoint連携してファイルアップロード後のファイルを監視する方法
    Dynamics365とSharePoint連携する場合、エンティティごとのチェックはOFFがオススメ。
    監視したExcelファイルをPowerAutomateで開く場合、ブックIDが必要となる。
    ブックIDの取得方法は少し特殊。

    参考サイト
    ttps://qiita.com/fukasuke/items/1502b9b9b045c78f67e9

【Power Apps】2つの選択肢による絞り込み(キャンバスアプリ)

  • 前提
    取引先企業マスタ
    取引先企業名:AAA株式会社
    取引先企業名:BBB株式会社

    拠点マスタ
    拠点名:AAA本店
    取引先企業名:AAA株式会社

    拠点名:BBB本店
    取引先企業名:BBB株式会社

  • キャンバスアプリ:2つの選択肢による絞り込み
    ・取引先企業と拠点を表示するコントールを2つ配置(コントロール①、コントロール②)
    ・コントロール①②を「テキストの編集」から「許可値」に変更
    ・許可値のデータソースをDataverseやSharePointリストから選択
    ・コントロール①②のDataCardのロックを解除
    ・コントロール①のDataCard内のドロップダウンを選択し、Itemsプロパティに以下を設定
     「Distinct([データリストの名前], [表示したい列の名前])」
     ※これはコントール①に重複値がある場合に設定
    ・コントロール②のドロップダウンを選択し、プロパティタブの依存先を選択
    ・依存先の親コントールにコントール①の情報を設定

    参考サイト
    ttps://docs.microsoft.com/ja-jp/powerapps/maker/canvas-apps/dependent-drop-down-lists
    ttps://ippu-biz.com/development/powerplatform/powerapps/link-dropdown/

【Power Apps】2つの選択肢による絞り込み(モデル駆動型アプリ)

  • 前提
    取引先企業マスタ
    取引先企業名:AAA株式会社
    取引先企業名:BBB株式会社

    拠点マスタ
    拠点名:AAA本店
    取引先企業名:AAA株式会社

    拠点名:BBB本店
    取引先企業名:BBB株式会社

  • モデル駆動型アプリ:2つの選択肢による絞り込み
    ・TestTableに列の追加で取引先企業を追加(データ型は参照)
    ・TestTableに列の追加で拠点を追加(データ型は参照)
    ・TestTableのフォームを開き、クラシックUIに切り替える
    ・拠点を選択し、プロパティの変更を押下
    ・表示タブの下部にある「関連レコードのフィルタリング」項目
     次の条件を満たすレコードのみ表示する:チェックON
     取引先企業の列を選択
     取引先企業(拠点)を選択
     ユーザがフィルターを無効にできる:チェックOFF
    ・表示タブの上部にある「このフィールドの最近使用したアイテムを無効にする」をチェックON
    ・保存し公開

    参考サイト
    ttps://ippu-biz.com/development/powerplatform/powerapps/mda/link-dropdown-mda/

【Power Apps】権限の考え方

  • 環境
    PowerAppsの右上の環境のDefaultは誰でも触れる環境のため、
    一般公開したくないテーブルやアプリなどは
    別の環境で作成するような構成にすると良さそう。

    参考サイト
    ttps://memo.tyoshida.me/power-platform/powerapps/power-apps-power-automate-governance-administration-2-secure-tenant/

  • テーブル
    テーブル権限は一般者用のセキュリティロールや承認者用のセキュリティロールに対して、
    参照権限や登録権限などを適宜つけておく。
    PowerAppsアプリの一覧画面でFilter関数、Lookup関数、Search関数などを使って
    ・所有者が自分のレコードを抽出させる
    ・承認者が自分のレコードを抽出させる
    などで閲覧制御する。
  • アプリ
    アプリを公開し、共有したいユーザやグループに対して共有する。
    その後、ソリューションのアプリをクリックし、詳細タブで
    アプリのWebサイトのパスを利用者へ展開すると、ブラウザでアプリが利用できる。