【Oracle】インスタンスの起動停止とリスナーの起動停止

Oracleのインスタンスの起動停止とリスナーの起動停止の方法です。

  • インスタンス起動

    su - oracle
    ※パスワードなし
    sqlplus / as sysdba
    
    startup
    

    以下の内容が画面に出力されます。

    ORACLEインスタンスが起動しました。
    
    Total System Global Area  413372416 bytes
    Fixed Size                  2227040 bytes
    Variable Size             306185376 bytes
    Database Buffers          100663296 bytes
    Redo Buffers                4296704 bytes
    データベースがマウントされました。
    データベースがオープンされました。
    
  • リスナー起動

    su - oracle
    ※パスワードなし
    lsnrctl start listener
    

    listenerを省略するとデフォルトリスナーを指定したことになります。

  • リスナー停止

    su - oracle
    ※パスワードなし
    lsnrctl stop listener
    

    listenerを省略するとデフォルトリスナーを指定したことになります。

  • インスタンス停止

    su - oracle
    ※パスワードなし
    sqlplus / as sysdba
    
    shutdown
    

    以下の内容が画面に出力されます。

    データベースがクローズされました。
    データベースがディスマウントされました。
    ORACLEインスタンスがシャットダウンされました。
    
  • インスタンス停止(セッションがすべてINCACTIVEになるのを待つ場合)
    immediateをつけることで以下の動作となる。

    新しい接続は許可されず、新しいトランザクションは開始できません。
    すべての未コミットのトランザクションは、ロールバックされます。
    現在データベースに接続しているユーザーが切断されるのを待機しません。
    既存の接続を全て切断しますが、SQL実行中やロールバック中などのアクティブなセッションが存在すると、その完了を待機します。
    1時間たっても完了しない場合、「ORA-01013」が発生する。
    

    「ORA-01013」が発生すると既に新規セッションを受け付けていないため、
    どのセッションが残っているのか調査が難しいため、セッションが残っているかを確認してからの方が良い。

    shutdown immediate
    
  • インスタンス停止(ACTIVEやKILLEDセッションが合っても強制終了したい場合)

    shutdown abort