RedmineをAWSのEC2の無料版であるAmazon Linuxに導入します。
導入の前提として、WEBサーバ、DBサーバの設定が済んでいること。
WEBサーバにはApache2、DBサーバにはMySQLを利用します。
導入前の準備として、各ツールを揃えます。
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開発ツール・ビルドに必要なヘッダファイルのインストール
RubyやPassengerのビルドで必要なヘッダファイルです。yum -y groupinstall "Development Tools" yum -y install openssl-devel readline-devel zlib-devel curl-devel libyaml-devel libffi-devel
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ImageMagickと日本語フォントのインストール
ImageMagickと日本語フォントはガントチャートをPNG形式の画像にエクスポートする機能、
添付ファイルのサムネイル画像を作成するのに利用するようです。
インストールを行わなくてもRedmineの実行は可能ですが、入れておきます。yum -y install ImageMagick ImageMagick-devel ipa-pgothic-fonts
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Rubyインストール
Amazon Linuxでは既に導入済ですが、最新のものにしました。yum install ruby-devel
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bundler導入
Redmineが使用するGemを一括インストールするためのツールです。gem install bundler --no-rdoc --no-ri
「–no-rdoc –no-ri」はドキュメントのインストールを省略するためのオプションです。
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Redmine用のMySQLのユーザ作成
mysql -uroot -pデータベースパスワード
create database レッドマイン用DB名 default character set utf8; grant all on レッドマイン用DB名.* to レッドマイン用ユーザ名@localhost identified by 'レッドマイン用ユーザパスワード'; flush privileges; exit