【CentOS】NUC(DN2820FYKH)にCentOS6.5導入準備

  • CentOS 6.5の選択
    DN2820FYKHでは、CentOS 7.0のインストール時の動作が怪しいらしく、
    先人が実施済のCentOS 6.5を下記の公式サイトから入手し、インストールします。

    http://wiki.centos.org/Download

    i386は32bit版、x86_64版は64bit版なので、x86_64を選択。
    ミラーサイトがいくつかあるので適当に。
    種類がいくつかあって、「0_README.txt」を読むと違いが確認できます。

    ファイル名用途概要
    CentOS-6.5-x86_64-LiveCD.isoインストールせずにCDから起動用(機能少)
    CentOS-6.5-x86_64-LiveDVD.isoインストールせずにCDから起動用(機能多)
    CentOS-6.5-x86_64-bin-DVD1.isoインストール用(機能多)
    CentOS-6.5-x86_64-bin-DVD2.isoインストール用(追加)DVD1のみでも可
    CentOS-6.5-x86_64-minimal.isoインストール用(機能最少)
    CentOS-6.5-x86_64-netinstall.isoインストール用(ネットワーク)

    「torrent」ファイルはネットワーク共有ソフトを使ってインストールする際に利用、
    「sum」ファイルは正しくダウンロードされたかのチェックに利用なので、無視。
    「CentOS-6.5-x86_64-bin-DVD1.iso」を選択してみました。

  • LiveUSB Creator
    DN2820FYKHにCentOSを導入するにあたり、
    USB光学ドライブあると思い込んでいたら、
    自宅にあったのはUSBフロッピーディスクドライブでした。

    新規にUSB光学ドライブ購入するのも嫌。
    とはいえ、フロッピーじゃどうにもならないので、グーグル先生に聞いてみたところ、
    USBからOSがインストールできると。
    microSDカード8GにCentOSのイメージをツールで焼いて、
    USB接続のSDカードリーダにmicroSDカードをセットして利用しました。

    ツールは「liveusb-creator-3.12.0-setup.exe」を利用しました。
    USBが接続されているドライブと焼き付けるファイルを選択するだけ。

    しかし、ここに罠があってこれで作成したUSBを使ってインストールしても
    最後の最後で下記エラーで失敗します。
    「Unable to read package metadata」

  • Unable to read package metadata 解決策
    原因は一部ファイルが正しいファイル名にならなかったから。

    USBの中を確認すると「repodata」ディレクトリがあり、その中のファイル名を修正します。
    修正対象は拡張子がない8ファイル、「repomd.xml」には修正前のファイル名と修正後のファイル名が
    ちゃんとかかれているので、それを見ながら修正します。

    修正後はgzファイルやxmlファイルになるはず。
    「TRANS.TBL」はゴミファイルなので削除。
    再度インストールを行います。